着物を楽しもう!

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着物Q&A

高尚に思える着物も、最初の一歩を踏み出すことができれば、楽しく美しい世界が広がります。その一歩を後押しできるよう、丁寧にサポートさせていただきます。

結婚式・卒入学式などの特別な時の着物と、普段着使いの着物は何を着たら良いですか?
お祝い事や式典などでは、色留袖、色無地、一ツ紋のついた訪問着などを着ます。
また、結婚式ではご自身が未婚の場合は振袖、紋の入った訪問着、附下(つけさげ)。
既婚の場合は、紋の入った訪問着や附下を着ます。
普段着であれば、主に紋の入っていない小紋や紬になります。
着物にも流行はありますか?
流行はありませんが、色遣いや柄行きは現代を反映したものになりやすいです。
羽織やコート等の丈の長さ、小物の合わせ方なども変化したりします。
鞄や帯留など可愛い物がたくさんあって迷います。小物を合わせるコツはありますか?
着物の種類にもよりますが、普段着でしたら着用する着物の柄にある色を使ったものや、季節に合わせた小物使いでコーディネートを楽しんでいただきたいです。
展示会は着物で行くのがマナーですか?
もちろん私服でかまいません!お気軽にお越しください。
祖母から譲り受けた大切な着物ですが、サイズが合いません。
サイズのお直しや、財布・鞄などにリメイクはできますか?
着物の状態にもよりますので、一度ご相談ください。
もっと作家さんを知りたいです!
展示会などを見ていただくと、作家さんの個性や作風が分かります。
お気に入りの作家さんを見つけて注目されるのも楽しいかと思います。

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お客様の声

A様(富山市在住)

ご購入いただいた経緯

25年程前、結婚式への出席予定があった際に、呉服屋さんに誘っていただき展示会に行きました。一枚加賀友禅の購入を決め、時間があったので他も見ていたところもう一枚気に入ったものがあり、購入。偶然、同じ作家さんの作品だったので驚きました。

着用してみてのご感想

加賀友禅は着用範囲が広く、年間15~17回着ています。生地がしっかりしていて、着用後のお手入れもしているので25年経っても良好な状態です。その後も作品を見に行っているのですが、小川社長やスタッフの方々が私の好む品を教えてくださったり、アドバイスをくださったりと、皆さんとても親切で感謝しています。

A様(富山市在住)

ご依頼いただいた経緯

加賀友禅の染名古屋帯の誂(あつら)えをお願いしました。以前から気になっていた柄があったのですが、どうしても自分が好きなモチーフを柄の中にあしらってほしいとの思いが強くなり、可能かどうか相談してみたところ、「作家さんから快諾いただきました」とのお返事を頂戴し、制作に着手してもらいました。

制作してみてのご感想

作家さんに描いてほしいモチーフとイメージをお伝えすると、多数のデッサン画(小下絵)と本図案(実寸)を提案してくださいました。制作途中は高名な作家さんにあれこれ注文を申して良いものかと思いましたが、担当の方が何度も双方の間を行き来して、最終的に納得のいくようまとめてくださいました。とても満足のいく出来に、誂えをお願いして本当に良かったと思っています。

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スタッフのおすすめ

加賀友禅を着る楽しさとは?

四季折々の風情を込め、詩情豊かな表現を特徴とする加賀友禅。その一品に込められた作り手の想いや希望と、手間ひまをかけて追い求めた表現をぜひご自身の目で感じ、そして身に纏(まと)ってみてください。優れた工芸品は、どの時代においても凛とした美しさを放ち、暮らしを華やかに彩り、そして豊かにしてくれます。

こんなシーンで着てほしいです!

  • 婚礼行事(結納、挙式、披露宴など)
  • お子様のお祝い行事(誕生から七五三、十三参り、入学・卒業式、成人式など)
  • パーティーやお食事会、同窓会など
  • お茶会や趣味の集まりなど

私たちが伝えたいこと!

金沢の地に芽生え、偉大なる先人達により連綿と築きあげられてきた加賀友禅。刺繍や箔といった加飾をほとんど用いず、糸目糊の緻密さと絶妙な色彩によって表現される加賀友禅は、一つ一つの工程の積み重ねが飽きのこない意匠と相まって、他品では得ることのできない優雅な気品を醸し出しています。

「本物のみが持ち得る魅力」、そこに加賀友禅の未来があると信じています。